赤ちゃんを迎えやすいからだって?

 

 

月の満ち欠けや潮の満ち引きと、女性のからだ。
その関わりについては、みなさん何かしら聞いたことがあるのではないでしょうか。
実際に私たちのからだと自然界は切り離せないものです。
たとえば、波。
海の波は風や地球と月の引力が影響し合うことで発生します。
一定のリズムを刻みながら寄せては返す波を眺めたり、
また波の音に耳を澄ましたりすると、心がゆったりしてきませんか?
なぜでしょう。
実は、1分間に起こる波の数は約18回。これは 私たちの1分間の呼吸数と同じです。
波の数を2倍にすると36。こちらは人間の平均体温と同じですね。
36の倍数は72。これは私たちの平均脈拍数です。
72の倍数は144。これは最高血圧の基準値です。
144の倍数は288。そう、赤ちゃんが生まれるまでの日数です。

もう、お分かりでしょう。
あらゆる動植物と同じく、私たちの体内リズムは地球の引力や季節を含めた環境に
実に多くの影響を受けています。
ぜひ、この事実をみなさんに実感していただきたいです。
忙しない現代社会を生きる私たちはその事実をとかく忘れがち。
浅い呼吸で体温が低く、いつも手足が冷え冷えとされている方のなんと多いことでしょう。
呼吸数や心拍数がしっかり整っているとき、私たちは赤ちゃんを授かります。
手足は温かく、股関節や足関節部も力強く脈打っている。
コウノトリが訪れるお体はそんな自然な身体のような気がします。