第2の心臓!ふくらはぎを意識してみる

みなさん、こんにちは!
妊活カウンセラー鍼灸師の三浦亜希子です。

今日の本の紹介は私の友人でもある大内 晃一先生著『万病を予防する「いいふくらはぎ」の作り方』です。

『ふくらはぎ』って、数年前から密かにブームになってましたがブームで終わってはもったいないエリアだと思います。

というのは、ふくらはぎは「第2の心臓」とも呼ばれる場所で、そう呼ばれるからには何か ものすごく大切な働きをする場所という風に感じますよね!

大内先生はそれを、ふくらはぎの「ミルキングアクション」と言ってます💪

これは血液の流れをスムーズにする力のことで、ふくらはぎを揉んでミルキングアクションを促し、カラダ全体の血流循環を活性化できると説明してくれています!

ふくらはぎを揉むことで全身の血流改善が
できる例として、点滴をあげています。
この場合、血管内の血流が滞っていると点滴がうまく入っていきません。

その時にふくらはぎを揉むとスムーズに点滴が落ちていくようになったと証言する医師もいるとのこと。

また、私の妊活領域でも、ふくらはぎはとても大切な治療部位です。

ふくらはぎの治療は妊婦さんのお腹の張りを取ることから、私は子宮の緊張を取る場所だと認識していて、それは大内先生の言う、ふくらはぎを揉むことで全身の血流が上がる作用からきているものだとあらためて実感しました。

大内先生は自身が鍼灸マッサージのプロを目指す人たちを教えるための専門学校、理学療法・作業療法士を養成する大学での指導。

同時に江戸時代から続く「吉田流あんま術」の伝承者という、教える立場のプロなので、その目線から分かりやすく、『大内式ふくらはぎ健康術』を教えてくれています。

私の治療室に来られるお客様にもふくらはぎの症状は多いです。

ふくらはぎだけがいつも冷たい、

ふくらはぎの疲労感が取れない、

ふくらはぎがつる・・・

そして、それらの症状に相関して多いのが、甲状腺機能低下(橋本病)だったり、貧血だったり、心臓疾患までは行かなくても、心電図にかならず引っかかって経過観察中だとか、何か不妊に関わるような事が多いのです。

今夜あたり皆さんも、ふくはぎを揉んでみるといいですよ
体がポカポカしてくるかも知れません